5月前半の農作業メモ

水稲の播種時期が近づいてきました。自家採取した種もみは、播種前に必ず塩水選と種子消毒を行い、ばか苗病、イネシンガレセンチュウ、もみ枯細菌病等の防除を行ってください。農協等で合格証のついた種もみを購入した場合は塩水選の必要はなく、種子消毒から行ってください。

野菜関係では、タマネギのべと病の発生に注意しましょう。雨が降ると急激に被害が拡大しますので、リドミルゴールドMZ、またはプロポーズ顆粒水和剤などを散布してください。

果樹関係では、カイガラムシ類の発生が多くなります。5月下旬ごろから幼虫発生期になりますのでトランスフォームフロアブルなどの散布を行いましょう。

これから、農薬を使用する機会が多くなります。使用前にラベルをよく読んで使用基準を守って使用しましょう。