芝尾 和樹さん(写真右) 芝尾 卓都さん(写真左) 

芝尾 和樹さん(写真右) 芝尾 卓都さん(写真左) 

生産品目:
ミディトマト、トマト、ネギ、キュウリ、タマネギ、ジャガイモ、シュンギク、ホウレンソウ、ミズナ、コマツナ、ダイコン、水稲

中南米のアンデス高地が原産といわれるトマトはナス科の果菜類です。日本で食用にされたのは明治時代で、本格的な栽培が始まったのは昭和になってからです。世界中で親しまれている野菜ですが、主に生で食べるのは日本くらいで、世界的には加熱調理して食べることが多いです。日本では熊本県や北海道、茨城県が産地ですが、堺市でも栽培農家は多く、直売所ではスーパーでは手に入りにくい完熟トマトを買うことができます。大きさによって、大玉、中玉(ミディ)、ミニトマトに分類されています。

私の栽培したトマトで心が動いているお客さんの反応が嬉しい

子どもの頃に農業を経験していたことから色んなことに挑戦できるのはないかと思い農学部に進学、そこで大学の仲間に芝尾農園のトマトをプレゼントした時、とても喜んでくれたことがきっかけで就農を決めました。大学では、農作物の栽培だけでなく、生産から加工、販売までを意識し、管理栄養士の資格を取得しました。現在は、大玉トマトやミディトマト、ミニトマトを40アール、20棟程のハウスで、私と父、弟が主となり、親族などと一緒に管理しています。栽培したトマトは、芝尾農園直売所やかなたマルシェ、近隣の無印良品やスーパーに出荷、販売しています。
味が濃くてやみつきになるようなおいしいトマトを作るため、日々試行錯誤を繰り返しています。

肥料や水分にこだわることはもちろんですが、多く収穫できる栽培ではなく、品質の良いトマトの栽培に重きを置いています。私が目指している品質の良いトマトの木の幹は、果実に栄養を供給するため幹は細く収量は減りますが、高品質のトマトを栽培することができます。日々の木の幹や葉のサイズを記録し再現性を高めています。また根域制限栽培というトマト苗の根の成長を制限することでトマトがストレスを感じ、トマトの果実が自ら成長します。そうすることで、味が濃く糖度の高いトマトにしていきます。この品質を保ち、収穫量を上げていくことが今後の目標の一つです。

【消費者の皆さんへメッセージ】
私もそうですが、日々忙しく朝ごはんを食べないという方も多いので、簡単に手が伸びて栄養をとれるトマトをたくさん食べてほしいです。芝尾農園のトマトは、味が濃くやみつきになるようなトマトです。ぜひ、芝尾農園のシールを目印に手に取って食べてほしいです。

【今後挑戦したいこと】
お客さんの「おいしい!」と笑顔で心が動く瞬間を間近で感じられることが、私が農業をするきっかけであり原動力です。その瞬間を間近で見ることができる収穫体験を展開していきたいです。また、「泉州ファーマーズカレー」という加工品を販売していますが、消費者の健康に寄与し、求められる他の加工品にも挑戦していきたいです。

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