谷川 裕介さん

谷川 裕介さん

生産品目:
花苗、野菜苗

鉢植えや花壇、寄せ植えなど、さまざまな用途に合わせて、品種や色、大きさが違った花苗が生産されています。また、葉ボタンのような葉を楽しむものや、室内で栽培する観葉植物などもあります。花壇などで長く楽しむなら花が付く前の苗を、寄せ植えにしてすぐに楽しむなら花がよく咲いた大きめの苗を選びましょう。花壇や寄せ植えでいろいろな品種を一緒に植える場合は、同じ生育環境を好む品種を選びましょう。

もっと品質の良いものを追い求めたい

私が高校生の頃に花きの卸売り業をしていた父が、花苗などの園芸栽培を始め就農しました。その頃から農業が身近にあり、将来を見据えて農業大学校で農業の基礎を学びました。卒業後、種苗や園芸資材を扱う会社で社会経験を積み、父の後を継いで就農しました。現在は母とパートさんを含め3人で栽培管理をしています。15棟のビニールハウスでは、パンジーやビオラ、ネモフィラなどの花壇苗やトマト、キュウリ、ナスなどの夏野菜やキャベツ、ブロッコリー、ハクサイなどの冬野菜の野菜苗を育て、ホームセンター等の量販店向けに出荷しています。また、農業大学校の後輩や地元農家から依頼された野菜苗も栽培し直売しています。

野菜苗は作付けの時期に合わせて、花壇苗は量販店からの受注を受け野菜苗と花苗を交互に栽培しています。少人数での栽培は大変なことも多いですが、機械による省力化を進めています。例えば、ビニールハウス内の温度設定に基づき、ビニールを自動で巻き上げて温度を調節や風通しを良くするシステムを導入しました。また、水やりについては、以前は灌水チューブによる自動化を図っていましたが、散水ムラによる苗の生育のばらつきが課題でした。そこで現在は、天井から霧状に散布する方法へ改良したことで、生育のばらつきを抑えることに成功し、質の良い苗を届けられるように取り組んでいます。こういった機械の設置は自分の手で行い、一定の品質を保てるように試行錯誤を繰り返しながら栽培しています。

【消費者の皆さんへメッセージ】
野菜苗を購入する際は、葉の色が濃く元気なものを選ぶのがポイントです。肥料が不足すると葉が黄色くなってしまいますが、植え直しで回復させることも可能です。パンジーやビオラなどの花苗は、茎がひょろひょろとしておらず、丈夫に育っているものがおすすめです。当園の苗には「タニガワ園藝」のラベルを貼っています。ぜひお手に取ってみてください。

【今後挑戦したいこと】
人数の少ない中でも作業効率を考え、試行錯誤しながら省力化を進めています。これからも安定的に質の良い苗を供給できるよう続けていきたいです。また、第72回大阪府花き園芸品評会では、パンジーで優秀賞をいただきました。今後も受賞できるよう、もっと良いものを栽培していきたいです。

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