パプリカ
堺のめぐみ

ビタミンCに加えβ-カロテンも豊富!
料理や食卓の彩りに大活躍!
旬の時期:7~10月
パプリカ

基本情報

パプリカは、ナス科の果菜類で植物学的にはトウガラシ属トウガラシの栽培品種の一つです。果実の色は、未熟果では緑色をしていますが、完熟すると品種によって赤やオレンジ、黄、紫、白、茶、黒などカラフルな色になり、ニュージーランドや韓国からの輸入だけでなく、国内でも栽培が行われています。

特徴
生食でも加熱調理をしてもおいしい!

パプリカはピーマンに比べてサイズが大きく肉厚で甘味がある大型種です。苦味や青臭さが無く、果物のような甘味があるため、サラダなどの生食はもちろん、煮込み料理や焼いて皮をむきマリネにするなど、特に南欧料理に欠かせない野菜です。日本国内でも、熊本県、茨城県、広島県、宮城県、山形県、山梨県、北海道などで生産されており、堺市でも栽培されています。

パプリカ
栄養
ビタミンCに加えβ-カロテンも豊富!

ビタミンC、ビタミンE、食物繊維が多く含まれており、加熱調理によるビタミンCの損失はほとんどありません。ピーマンに比べてビタミンCの量は約2倍、β-カロテンは約7倍もあり、赤色パプリカの色素成分カプサンチンは強い抗酸化作用があり、活性酸素の害から身体を守るといわれています。油で炒めることで彩りも鮮やかになり甘味もアップし、β-カロテン吸収率が高まります。1年中いつでも出回っていますので、上手に料理に採り入れましょう。

パプリカ

おいしい食べ方

選び方

おいしいパプリカは、色が鮮やかでツヤがあり色むらがなく、張りがあって、ずっしりと重みがあり、へたはみずみずしいきれいな緑色をしているものを選びましょう。皮にしわがあるものは鮮度が落ちているので避けましょう。

保存方法

新鮮なパプリカは一週間ほど保存できます。保存する際は、水気をよくふいてから、乾燥しないようにビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

生産者のご紹介
西川 和樹さん

食べておいしい野菜を作りたい

西川 和樹さん

家族でハウスを約3反と露地の畑を約3反管理しています。就農当初は、父のもとで4~5年ナスやトマトの栽培を学びました。その後独立し、ハウスと露地の畑約5反を一人で管理しています。堺市内でもパプリカを栽培している農家は数軒と少なかったので、パプリカ栽培に転向しました。

レシピ

作ってみよう

ブロッコリーとパプリカのマヨチーズ焼き

材料(2人分)
ブロッコリー
1株
パプリカ
1個
塩こしょう
適量
マヨネーズ
適量
チーズ
適量
ブロッコリーとパプリカのマヨチーズ焼き
作り方
  1. ブロッコリーは小株に切り分ける。鍋で湯を沸かし2~3分茹でる
  2. パプリカは一口大に切る
  3. アルミホイルにブロッコリー・パプリカを並べる
  4. 塩こしょう・マヨネーズ・チーズをのせる
  5. トースター(180℃)で5~6分焼く