ニンジン
堺のめぐみ

根菜類唯一の緑黄色野菜!
βカロテン豊富な彩り野菜!
旬の時期:4~7月、11・12月(通年)
ニンジン

基本情報

江戸時代に中国から日本に伝わり、短い期間で全国に広まりました。大きく分けて細長い東洋種と太くて短い西洋種があります。江戸時代は東洋種が主流でしたが、江戸時代後半に西洋種が伝わり、東洋種は栽培の難しさから生産が減少し、現在栽培されている品種のほとんどが西洋種となっています。

特徴
古くから親しまれている常用野菜

根菜類唯一の緑黄色野菜で、人の形に似ていることから名付けられたとされています。古くから薬や食用として親しまれている野菜で、クセのある香りと加熱すると甘味が増すのが特徴。一般的に薬草として用いられているのは「朝鮮人参」や「高麗人参」などのオタネニンジンです。現在流通しているほとんどがオレンジ色の西洋種ですが、お正月料理に欠かせない「金時ニンジン」は数少ない東洋種です。

ニンジン
栄養
βカロテンの含有量は野菜の中でトップクラス!

強力な抗酸化作用を持ち体内でビタミンAに変換し、髪や視力、皮膚の健康維持に効果が期待できるβカロテンや、塩分の排出を促す作用があり高血圧予防に期待ができるカリウムなどが豊富に含まれています。特にβカロテンの多さは緑黄色野菜の中でもトップクラスで、カロテンの名前は英語の「キャロット」に由来されています。

ニンジン

おいしい食べ方

選び方

表面に割れなどがなく、なめらかでハリやツヤがあり、みずみずしい物を選びましょう。
また、茎の切り口は小さい物の方が、芯までやわらかくておいしいです。葉付きの場合は、葉がいきいきとした緑色の物を選びましょう。

保存方法

キッチンペーパーなどに包んでビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。切ったり余ったりした物はラップで包み野菜室へ。葉付きの物は、葉と根を分けしおれないように新聞紙で包みこちらも野菜室で保存しましょう。

生産者のご紹介
上田 裕貴さん

地場産のニンジンを地域に届けたい

上田 裕貴さん

ニンジン・タマネギ・ダイコンを栽培し、堺市内学校給食用やハーベストの丘農産物直売所「またきて菜」に出荷しています。また、家族で経営している直売所でも販売しています。

レシピ

作ってみよう

ニンジンのカルボナーラ風

材料(2人分)
ニンジン
中2本
ニンニク
1片
ベーコン
50g
鷹の爪
1本
オリーブオイル
大さじ1
料理酒
大さじ1
顆粒コンソメ
小さじ1
こしょう
少々
★卵
1個
★牛乳または豆乳
60ml
★塩
ひとつまみ
粉チーズ、きざみパセリ
お好み
ニンジンのカルボナーラ風
作り方
  1. ニンジンはピーラーでリボン状にする。
    ニンニクはみじん切り、ベーコンは短冊切りにする。
  2. フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を入れて、香りが立つまで弱火で炒める。
    鷹の爪を取りのぞき、ニンジンをしんなりするまで軽く炒める。
  3. 料理酒、コンソメ、こしょうを加え、ニンジンがしっとりするまで炒め、火を止める。
  4. ★をしっかりと混ぜ、3にそそいで具と絡める。
  5. 弱火にかけ、★の卵液がとろっとするまで炒めて器に盛りつける。
  6. お好みで粉チーズ、きざみパセリをかけて完成!