オクラ
堺のめぐみ

ネバネバパワーで免疫力アップ!
旬の時期:7~9月
オクラ

基本情報

原産地はアフリカ。日本に伝わったのは幕末頃ですが、全国的に普及したのは近年になってから。角オクラは10cm、丸オクラは15~20cmくらいに成長した段階の若い果実を収獲します。鹿児島県や沖縄県、高知県などが主な産地ですが、堺市内でも栽培されています。

特徴
オクラの花は美しい

アオイ科のオクラはハイビスカスに似た花を付けます。野菜の花の中では群を抜いて美しいです。とれたてなら花も茹でて食べることができ、オクラと同じような風味がします。 オクラのさやの形は五角形が主流ですが、大型でさやが丸い品種の「丸オクラ」は、五角形のものより果肉が柔らかいのが特徴です。また、果色が赤い品種の「赤オクラ」もありますが、ゆでると緑色になってしまうので、色を活かすなら生食がおすすめです。

オクラ
栄養
ネバネバパワーで免疫力アップ!

食欲をそそる独特の粘りの成分は、水溶性食物繊維のペクチンと複合タンパク質のムチン。ペクチンには血中コレステロールを減らし、血圧を下げる効果があります。ムチンは胃粘膜の保護、タンパク質の消化促進、整腸といった働きがあります。β-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども多く含まれ、体の免疫力を高める力強い野菜です。

オクラ

おいしい食べ方

選び方

鮮やかな緑で、うぶ毛が密生しているものが新鮮です。ヘタの周りにガクがついていて、切り口がみずみずしいものを選びましょう。熟し過ぎると果肉はパサつき、種が苦くなります。下ごしらえとして、オクラのうぶ毛は、塩をまぶしてこすり取りましょう。ガクの黒い部分は、面取りするようにむくと仕上がりがきれいで、口当たりも良くなります。その後、沸騰したお湯に入れて硬めに茹でます。茹でたものを細かく刻むと、ねばりが出てきます。

保存方法

ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で2~3日保存できます。冷凍する場合は、硬めに塩茹でして、ラップに包んでください。

生産者のご紹介
今野 正章さん

安心・安全な農産物を提供したい

今野 正章さん

露地とビニールハウスで7反の畑と水稲を7反、家族で管理しています。露地ではオクラやミニトウガンなどを栽培し、ハウスではキュウリやトマトのほか、軟弱野菜のコマツナ・シュンギク・ホウレンソウを栽培しています。