トウガン
堺のめぐみ

涼しげな見た目で暑気払い!
低カロリーでダイエットにおすすめ!
旬の時期:7~9月
トウガン

基本情報

原産は熱帯アジア、インド、東南アジアといわれ、日本には古代中国から渡来し平安時代には畑で栽培されていたようです。トウガンは、夏が旬ですが、丸(玉)のまま保存すれば冬まで日持ちすることから「冬瓜(とうがん)」と名付けられ、別名カモウリとも呼ばれます。海藻やキノコ類並みに低カロリーな食材で、食べ応えもあることからダイエット向きの食材といわれています。

特徴
涼しげな見た目で暑気払い!

トウガンの品種は丸みのある球型のものや、長楕円形のもの、大きさは10kgを超える巨大果から、2~3kgの手頃なミニサイズまで幅広くあります。完熟すると皮の表面全体に白い粉をふいたようになりますが、近年は琉球種を改良した、全く粉がふかない品種も出回っています。体を冷やす働きがあり、涼しげな見た目と淡白な味わいが、夏のメニューにぴったりです。

トウガン
栄養
低カロリーでダイエットにおすすめ!

95%以上が水分で、栄養価はさほど高くないと評価されますが、ビタミンCやカリウムは比較的多く、ビタミンB1・B2も含まれています。利尿作用のあるカリウムを比較的多く含んでいるので、むくみの解消や高血圧に効果があります。低カロリーなのでダイエットにもおすすめです。

トウガン

おいしい食べ方

選び方

丸のままのものは、表面に白い粉がふいているものを選びますが、粉をふかない品種は表面に傷や傷みがないか、濃く鮮やかな緑色をしているかを見ます。カットしてあるものは、切り口がみずみずしく真っ白なものを選びましょう。種の部分までしっかりと詰まっているものを選びます。

保存方法

丸のままのものは、風通しの良い冷暗所に置いておくだけで数ヵ月は大丈夫です。カットしてあるものは、中心のワタの部分から傷み始めるので、種とワタの部分を取り除いてラップで包み、冷蔵庫に入れ、早めに食べるようにしましょう。

レシピ

作ってみよう

トウガンとこんにゃくのキムチ炒め

材料(3人分)
トウガン
500g
こんにゃく
1丁
キムチ
250g
だししょうゆ
小さじ2
トウガンとこんにゃくのキムチ炒め
作り方
  1. トウガンは皮をむき、一口サイズの乱切りにして、電子レンジ600wで約2分加熱する。
  2. こんにゃくは一口サイズの角切りにする。
  3. フライパンに油をひき、1と2を入れて炒める。
  4. トウガンがやわらかくなり、両面に焼き色がついたら、キムチとだししょうゆを入れ、炒め合わせる。
調理のポイント

トウガンは炒める前に電子レンジで加熱すると時短になります!