おいしいと喜んでくれる笑顔のために

堺市南部の丘陵地帯である上神谷、鉢ヶ峯地区は農地が広がる農村地帯で、鉢ヶ峯営農組合が中心となって農地を管理しており、営農組合の仕事を受託する方法で水稲や野菜の栽培、収穫体験等を行っています。１０数年前から花壇苗用のガラス温室を有効活用するためイチゴの栽培を始め、農業公園ハーベストの丘を通じてイチゴ狩り園を営んでいます。12月下旬から５月上旬まで、週末の土日を2軒のイチゴ狩り園で対応しています。収穫量の波をできるだけ少なくするために、とちおとめ、さがほのか、紅ほっぺの3品種を栽培し、それぞれの味の違いも楽しめるようにしています。できるだけ良いイチゴが採れるように設備投資や最新の栽培方法を取り入れたりしています。また、もっと良い品種がないかと常にアンテナを張り、新しい品種が出たと聞けばスーパーや地方の直売所まで買いに行き、食べ比べをし、苗を手に入れ試験栽培をして研究しています。今後もおいしいと喜んでくれる笑顔にたくさん出会えるようにおいしいイチゴを作りたいです。