味の良いものを食べてほしい

柿や梨、ミカンなどの果物を中心に直売所やスーパーに出荷し、ミカンと柿はオーナー農園という、木1本単位で買ってもらい収穫してもらう観光農園も営んでいます。直売所やスーパーでは良いものであれば高めの価格設定でもよく売れ、リピーターも付いてくれるので、とにかく良いものを選んで出荷しています。また、旬の時期をずらして出荷できるように、早生から晩生まで複数の品種を組み合わせて作付けをしています。

直売所やオーナー農園では、お客さんと直接いろいろな話ができることが楽しく、秋の収穫時期はお客さんにおいしいものを食べてもらえる一番うれしい季節です。良いものを作るには手間ひまをかけて世話をし、出荷の際には糖度や渋みをチェックする機械を通して選別しています。また、周りの農家や肥料メーカーと情報交換をして新しい情報を取り入れています。冬の寒い時期から夏の暑い時期まで苦労して手をかけてきたことが「おいしかった」の一言で報われます。