芝尾 恭典さん

芝尾 恭典さん

生産品目:
水稲

米は中国南部原産で、そこから北方に広まり日本に伝わったのがジャポニカ種といわれる米です。言わずと知れた日本の主食である米は世界各地で栽培され、小麦、トウモロコシと並ぶ世界三大穀物のひとつ。日本で品種登録されている数は900品種、主食として食べる米(うるち米)は約400品種あり、各地で気候風土に合った品種が栽培されています。他にもち米や日本酒用の醸造用米、最近では米粉用や飼料用の品種も開発されています。

地域の農地を守っていきたい

地元の堺市北区金岡町と隣にある石原町の水田を中心に6haで水稲農家を営んでいます。また、請負事業で堺市内15~20ha分の作業を受託しており、農地の維持管理に貢献しています。米はJAを通じて学校給食や農産物直売所「またきて菜」へ出荷したり、親せきや近隣の方たちに直売をしています。

地域に根差した農業を営み、地域の農地を守っていくには、効率の良い農地管理が必要で、ドローンでの防除など、ICT化・スマート農業の導入を進めていますが、水稲はどうしても農繁期に作業が重なるので、忙しい時期はアルバイト3人を雇い作業してもらっています。ドローンの活用で防除は楽になりましたが、気候の変動により病気の種類や害虫の発生時期が変わったりするので、農薬などの知識を蓄え自然相手に対応していかないといけません。次の世代の人たちに受け継いでいってもらうために、負担が少なく継続できる事業を目指しています。

【消費者の皆さんへメッセージ】
堺市は大阪府内の市町村の中で水稲作付面積と生産量が一番多い米の産地です。近年は下水道が整って水がきれいになったため、以前に比べて米の食味がよくなり、いろいろな生き物も生息するようになりました。自分の手の届く地元でしかできませんが、都市の中にある農地を残していき、昔ながらの田園風景を守っていきたいです。

【今後挑戦したいこと】
今後も機械化・ICT化を進め、できるだけ手間がかからない農業を目指し、高齢化で担い手が減ってきても、少人数で今の農地を守れるようにしていきたいです。地元の有志で農業法人を設立して、野菜等の直売や地域の農地を守るための活動をしているので、水稲部門の担当として法人での活動にも力を入れていきたいです。

「またきて菜」で
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農産物直売所「またきて菜」