それいけ!食農探検隊
スズナはスズシロではない
NEWスズナはスズシロではない
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これより、食農探検隊会議を開催する。今回の議題は?
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今回の議題は「同じアブラナ科の根菜であるカブとダイコンはどこが違うのですか」です。初めに、カブとダイコンの違いについていっとくんからの報告です。
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報告します。カブもダイコンもアブラナ科ですが、カブはアブラナ属、ダイコンはダイコン属の野菜です。どちらも根菜ですが主に食べる大部分がカブは茎の一種の胚軸、ダイコンは根になります。カブの根は先っぽの細い部分だけなのです。根にはひげ根が生えていた所に小さなくぼみがありますから胚軸と見分けができます。
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土の上の部分には違いはないのかい?
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それぞれの葉は、カブが細長い楕円形で柔らかい手触り、ダイコンがギザギザしていて少しゴワゴワした感触があります。どちらもアブラナ科ですから花の形は4つの花びらが十字の形をしています。ただし、その色はカブは黄色ですが、ダイコンは白が基本で品種によって濃淡様々な紫色になります。
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どんなカブが育てられているのかしら?
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カブの原産地は現在のアフガニスタンとする意見や地中海沿岸とする意見などがありますが、文字による記録が残る前から日本に伝わっています。各地で栽培され、胚軸の大きさが5~20cm、重さが100g~5kgと幅広く品種があります。色は白くて丸い形のものが多いですが、赤いものも細長いものもあります。以上です。
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日本の各地にあるご当地のカブか。食べ比べてみたいよね。もっとも、種類が多すぎて食べ終われそうにないけれど。次の報告は?
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続いて、カブの栄養、効能についてあぐりちゃんからの報告です。
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報告します。カブの胚軸は淡色野菜でカリウムやビタミンC、食物繊維、デンプンを分解する消化酵素のジアスターゼなどが含まれます。葉は緑黄色野菜でベータカロチンやビタミンC、カルシウムなどが豊富です。栄養的には葉のほうが優れています。
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これらの栄養はどんな働きをするのかな?
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胚軸は胃もたれや胸やけの解消に役立ちます。生で食べるとより効果が期待できると言われています。葉は基本的にはホウレンソウと同じような調理ができます。おひたしにしても、ゴマ和えにしても、みそ汁やスープの具にしても。免疫力アップ、目の健康維持、貧血予防、腸内環境改善といった緑黄色野菜の働きが期待できます。
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日本人とカブはどんなお付き合いをしてきたのかな?
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カブは野菜として栽培されるようになる前の野草のときから食べられていました。春の七草ではスズナと呼ばれているように葉の部分が強調されていました。ダイコンは春の七草でスズシロと呼ばれますが、根が白いことを強調していることと対照的ですね。以上です。
補足
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「聖護院」を名のる品種がカブにもダイコンにもあります。報告にもあったように太っている部分が胚軸と根と異なるので、表面のひげ根のあとの有無で見分けることができます。京漬物「千枚漬け」の材料となるのはカブで、他にも蒸し料理でも生でサラダにしてもおいしくいただけます。聖護院ダイコンは煮くずれしにくいのが特徴で、甘みがあり、田楽や風呂吹き大根などの煮物がおいしいですよ。







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