それいけ!食農探検隊

  • それいけ!食農探検隊
  • #081

かむ話はなし

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  • #081

かむ話はなし

  • キャラクター

    これより、食(しょく)農(のう)探検(たんけん)隊(たい)会議(かいぎ)を開催(かいさい)する。今回(こんかい)の議題(ぎだい)は?

  • キャラクター

    今回(こんかい)の議題(ぎだい)は「歯(は)の健康(けんこう)に関(かん)する8020運動(うんどう)とは何(なに)ですか」です。初(はじ)めに、「8020運動(うんどう)」についてあぐりちゃんからの報告(ほうこく)です。

  • キャラクター

    報告(ほうこく)します。「8020運動(うんどう)」とは「80歳(さい)になっても自分(じぶん)の歯(は)を20本(ぽん)は残(のこ)そうとする運動(うんどう)」です。1989年(ねん)から当時(とうじ)の厚生省(こうせいしょう)、現在(げんざい)の厚生労働省(こうせいろうどうしょう)や日本(にほん)歯科(しか)医師会(いしかい)が中心(ちゅうしん)になって始(はじ)められました。歯(は)の定期(ていき)健診(けんしん)の大切(たいせつ)さを伝(つた)え、虫歯(むしば)や歯周病(ししゅうびょう)の早期(そうき)発見(はっけん)、早期(そうき)治療(ちりょう)を推進(すいしん)しました。

  • キャラクター

    「80歳(さい)になっても20本(ぽん)」の理由(りゆう)は何(なに)かな?

  • キャラクター

    人(ひと)の永久歯(えいきゅうし)は32本(ほん)ですが、「親知(おやし)らず」と呼(よ)ばれる一番奥(いちばんおく)の4本(ほん)は、4本(ほん)全部(ぜんぶ)は生(は)えなかったり、もともと無(な)い方(かた)もいるので28~32本(ほん)になります。少(すく)なくとも20本(ぽん)以上(いじょう)自分(じぶん)の歯(は)があれば、ほとんどの食(た)べ物(もの)をかみくだいておいしく食(た)べられるといわれているからです。

  • キャラクター

    「8020運動(うんどう)」の成果(せいか)はあるのかな?

  • キャラクター

    統計(とうけい)によるとこの運動(うんどう)が始(はじ)まったころは、10%にも満(み)たなかった8020達成者(たっせいしゃ)が、2016年(ねん)の調査(ちょうさ)で半数(はんすう)を超(こ)えました。この割合(わりあい)はその後(ご)の調査(ちょうさ)でも大(おお)きな変化(へんか)がありません。ただし、現在(げんざい)は高齢者(こうれいしゃ)がすごい勢(いきお)いで増(ふ)えています。達成(たっせい)できていない方(かた)も多(おお)いのが実状(じつじょう)なのです。以上(いじょう)です。

  • キャラクター

    成果(せいか)はあるけれど、問題(もんだい)も残(のこ)っているということかね。次(つぎ)の報告(ほうこく)は?

  • キャラクター

    続(つづ)いて、歯(は)の健康(けんこう)に対(たい)してわたしたちが気(き)を付(つ)けることについていっとくんからの報告(ほうこく)です。

  • キャラクター

    報告(ほうこく)します。歯(は)の健康(けんこう)を保(たも)つには歯(は)みがきなどの手入(てい)れは欠(か)かせません。また、積極的(せっきょくてき)な定期(ていき)健診(けんしん)も必要(ひつよう)です。これらのことは正(ただ)しいのですが、支(ささ)える歯(は)ぐき、それをまた支(ささ)えるあごの健康(けんこう)も保(たも)たなければなりません。

  • キャラクター

    健康(けんこう)には適度(てきど)な運動(うんどう)が必要(ひつよう)だね。歯(は)ぐきやあごの運動(うんどう)って何(なに)かな?

  • キャラクター

    食事(しょくじ)でよくかむことが歯(は)ぐきやあごの運動(うんどう)になります。厚生労働省(こうせいろうどうしょう)も一口(ひとくち)に30回(かい)かむことを目標(もくひょう)にした「カミング30運動(うんどう)」を行(おこな)っています。よくかむことは食(しょく)に関(かん)すること以外(いがい)にも良(よ)いことがあって、主(おも)なものに頭(あたま)がさえてくることがあります。よくかむようにするには、何(なに)をどのようにして食(た)べるかにも工夫(くふう)が必要(ひつよう)です。

  • キャラクター

    どんな工夫(くふう)があるのかな?

  • キャラクター

    おやつで例(れい)を挙(あ)げると甘(あま)くてやわらかいものを少(すく)なくして、甘(あま)すぎず歯(は)ごたえのあるもの、おせんべいや柿(かき)、リンゴ、ナシなどの季節(きせつ)の果物(くだもの)が適切(てきせつ)です。また、「頬張(ほおば)る」を実現(じつげん)するために具材(ぐざい)を大(おお)きめに切(き)るのも良(よ)い調理(ちょうり)方法(ほうほう)です。以上(いじょう)です。

  • キャラクター

    「頬張(ほおば)る」か。おいしい物(もの)をたくさん食(た)べることができてうれしいときに使(つか)う言葉(ことば)だけれど、たしかにすぐに飲(の)み込(こ)むような料理(りょうり)ではできないね。ゆっくり食(た)べるほうが胃腸(いちょう)には優(やさ)しいのだから、「頬張(ほおば)る」食事(しょくじ)を多(おお)くしたいものだね。

補足

  • キャラクター

    早食(はやぐ)いは肥満(ひまん)の原因(げんいん)になります。なぜかというと満腹感(まんぷくかん)を得(え)るのに時間(じかん)がかかるので、ついつい食(た)べ過(す)ぎてしまうからです。ちなみに、日本人(にほんじん)が1回(かい)の食事(しょくじ)でかむ回数(かいすう)のだいたいの数字(すうじ)は、弥生(やよい)時代(じだい)で4000回(かい)、江戸時代(えどじだい)で1500回(かい)、昭和(しょうわ)の初(はじ)めでも1420回(かい)と1000回(かい)以上(いじょう)あったのが、現在(げんざい)は620回(かい)まで減(へ)ってしまったそうです。おいしくても軟(やわ)らかくて歯(は)ごたえのない食事(しょくじ)も考(かんが)えものですね。