それいけ!食農探検隊
甘さをとるか?苦さをとるか?
NEW甘さをとるか?苦さをとるか?
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これより、食農探検隊会議を開催する。今回の議題は?
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今回の議題は「アケビで食べるのは実ですか、それとも皮ですか」です。初めに、アケビの栄養、効能についてあぐりちゃんからの報告です。
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報告します。アケビの実の内側の果肉は種を包むように白いゼリー状になっていて、食べるとほんのり感じる甘さをなす糖分と、イチゴや柿と同じくらいのビタミンCを持っています。皮にはカリウム、アントシアニン、食物繊維を多く含んでいます。ビタミンCもアントシアニンも老化を防ぐ強い抗酸化作用があります。
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実にも皮にも期待できるのね。まず、実はどんな食べ方がおすすめかしら?
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実は果物ですから生で食べることが基本になります。アケビの食べごろになると縦に裂けて中が見えるようになります。中身は、手づかみで取り出すも良し、スプーンで掬うも良し、別の容器に移して冷やすも良しです。
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では、皮はどうしたら良いのかな?
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皮は水にさらしてあくぬきしてから調理します。少し苦さがあるので炒め物、揚げ物に向いています。みそ炒めやてんぷら、素揚げなどです。アケビの生産がもっとも盛んな山形県では実よりも皮を食べる野菜として親しまれています。以上です。
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アケビの実のほのかな甘さだけに満足して、皮を捨てていてはもったいないということだね。次の報告は?
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続いて、アケビの歴史についていっとくんからの報告です。
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報告します。アケビはアケビ科アケビ属に属し、原産地は日本も含む東アジアです。学名、英語、フランス語のいずれでもアケビと呼ばれています。アケビにとって日本の環境は理想的なためか、特に日当たりのよい林なら峠道の脇にも自然に生えています。現在では質の良さを保つために栽培する農家さんもいます。
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そんなに昔からあるのなら日本人とのかかわりも多いのだろうね?
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アケビの種は硬いので普通は食べられることはありませんが、しぼると油を手にすることができます。江戸時代から高級な食用油として親しまれていましたが、昭和になって安い食用油が多く出回るようになると廃れてしまいました。近年になって秋田県を中心に作られるようになりました。
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種も使えるのね。残った茎にも期待できそうね?
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アケビの茎は丈夫なツルで、籠などの民芸品の材料にもされます。それ以上に茎を切って乾燥させたものは「木通」と呼ばれる、日本薬局方にも書かれている、生薬になります。体にたまった余分な水分を取り除き、むくみの解消に効果があるとされています。以上です。
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おいしくて油も薬も手に入る。身近な山にはまだまだお宝が潜んでいるのかもしれないね。
補足
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報告にもあったとおりアケビは果物、野菜、油、生薬と様々な面を持っています。ですから冒頭のタイトルには「油をとるか?薬をとるか?」を追加するべきだったかもしれません。ちなみに「木通」と書いて「あけび」と読む場合があることも申し添えます。







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