コマツナ
堺のめぐみ

楽しみ方は無限大!
健康の味方、
栄養満点の絶品野菜!
旬の時期:12月から2月(通年栽培)
コマツナ

基本情報

輸送技術が発達していない頃、大消費都市の大阪中心部に新鮮なまま運べることから葉物野菜の生産が盛んになった堺市。大阪府とJAグループが選定する「なにわの特産品」の一つとして「大阪こまつな」があり、大阪府の中でも堺市がコマツナ生産量ナンバーワンを誇っています。

特徴
濃厚な葉っぱで、おひたしや汁物にぴったり!

江戸時代に小松川(現在の東京都江戸川区周辺)で栽培されていたことから名付けられたとされています。今も東京での栽培が多く関東での雑煮に欠かせない野菜ですが、最近では関西でも消費が増えています。葉物野菜の中では葉がしっかりしていてアクが少なく栄養価が高いので、おひたしや汁物、漬物、炒め物などに使え、年間を通じて人気の高い野菜です。

コマツナ
栄養
まさに栄養の宝庫!

緑黄色野菜の一つで、カルシウムを豊富(ホウレンソウの3倍以上)に含んでいます。骨にカルシウムを沈着させる作用のあるビタミンKの含有量も多いので、骨粗しょう症予防に期待できます。また、鉄分を含むので貧血予防や、食物繊維も多いため便通の改善・整腸作用が期待できます。

コマツナ

おいしい食べ方

選び方

葉が肉厚で緑色が鮮やかで濃く丸みがあり、葉の先端までピンとしたみずみずしい物を選びましょう。また、茎はハリがある物、根が付いている場合は太い物が良いです。

コマツナ_選び方
保存方法

そのままにしておくと水分が蒸発し乾燥してしまいます。そうならないために湿らせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れ立てた状態で冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。すぐに食べ切れない場合は、さっと固めに茹でてから冷蔵または冷凍保存するのがおすすめです。

生産者のご紹介
東 孝さん

品質の良い野菜を届けたい!

東 孝さん

農家を継ぐために仕事を退職し、38歳で就農しました。現在は夫婦で11棟のハウスを管理し、コマツナとホウレンソウを作付けしています。コマツナは周年で、ホウレンソウは冬の気温が低い時期に栽培し、堺産農産物「堺のめぐみ」の袋に入れて市場へ出荷しています。丁寧に良いものを作ることを常に心がけ、皆さんに安全・安心な野菜を届けられるよう低農薬栽培に取り組んでいます。収穫したコマツナは、主に妻が出荷作業を担当しています。

樋口 桂治さん

継続して出荷できるよう試行錯誤を

樋口 桂治さん

父から受け継いで農業を営んでおり、ハウス33aでコマツナを栽培しています。生協への出荷を中心に市場などにも出荷しています。農業は会社員時代と違い、いろいろと試行錯誤しながら自分で考えて決定していくところが難しくもあり、楽しいとも感じています。昨年から始まったJA堺市東百舌鳥支所朝市のメンバーにもなっており、朝市ではコマツナだけだとお客さんに飽きられてしまうので、他の品目の作付けも検討しています。

レシピ

作ってみよう

コマツナのツナマヨあえ

材料(3人分)
コマツナ
300g
ツナ缶
1缶(70g)
ちくわ
2本
★中華顆粒だし
少々
★塩コショウ
少々
マヨネーズ
お好みの量
コマツナのツナマヨあえ
作り方
  1. コマツナは、2分茹でてしっかりと水気を切り5cm幅にざく切りにする。
  2. ツナ缶の油をきり、ちくわは5mm幅の輪切りにする。
  3. ボウルに1と2、★を入れざっくりと混ぜる。
  4. 3にマヨネーズを加えあえる。
調理のポイント

マヨネーズの量はお好みで調節して下さい。