ナシ
堺のめぐみ

夏の疲れを癒す
旬の時期:7~11月
ナシ

基本情報

日本では弥生時代に栽培が始まったと言われており、日本で食されている梨には、「日本梨」「西洋梨」「中国梨」の3種類があります。その中でも国内生産量が圧倒的に多いのが「日本梨」で様々な品種が栽培されており、皮が褐色のものを赤梨、黄緑色のものを青梨と呼んでいます。主な産地として、福島県、栃木県、長野県などがあります。

特徴
シャリシャリとした独特の食感が魅力、秋を代表する味覚。

さわやかな甘さ、みずみずしくてシャリシャリとした独特の食感が魅力のナシは、カロリーも低く、秋の食後のデザートに最適の果物です。この食感は、石細胞という細胞が作り出しており、腸のぜん動運動を促し、便通をよくする効果があると言われています。また、タンパク質を分解するプロテアーゼという酵素が含まれているので、すりおろして肉料理に合わせると、お肉が軟らかくなると言われています。

栄養
みずみずしく爽やかな甘味

果糖やリンゴ酸、クエン酸が豊富に含まれており、疲れた体をやさしく癒してくれるような味わいです。清涼感のある甘さは、糖アルコールの一種「ソルビトール」によるもので、体にやさしい甘味として知られています。さらに、タンパク質を分解する働きのある消化酵素「プロテアーゼ」も含まれています。

おいしい食べ方

選び方

ずっしりと重みがあり、形がいびつでなく丸みがあるもの。皮にハリのあるものを選ぶと良いでしょう。赤なしは、表面のコルク質がざらざらしている方が新鮮です。

保存方法

乾燥を避けるため、ビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存。追熟する果実ではないので、なるべく早く食べましょう。

生産者のご紹介
北本 充さん

お客さんと対話できる観光農園が楽しいです

北本 充さん

実家の観光農園で働き、栽培や運営について基礎的なことを学びました。その後「自分も観光農園をやってみたい」という想いから結婚を機に独立し きたもとファーム を開園しました。