それいけ!食農探検隊

  • それいけ!食農探検隊
  • #094

白しろいナス、緑色みどりいろのナス

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  • #094

白しろいナス、緑色みどりいろのナス

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    これより、食(しょく)農(のう)探検(たんけん)隊(たい)会議(かいぎ)を開催(かいさい)する。今回(こんかい)の議題(ぎだい)は?

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    今回(こんかい)の議題(ぎだい)は「白(しろ)いナスや緑色(みどりいろ)のナスは、紫色(むらさきいろ)のナスと何(なに)が違(ちが)うのですか」です。初(はじ)めに、なぜナスの色(いろ)に違(ちが)いがあるのかについていっとくんからの報告(ほうこく)です。

  • キャラクター

    報告(ほうこく)します。日本(にほん)のナスで多(おお)く見(み)られる紫色(むらさきいろ)はナスニンと呼(よ)ばれる色素(しきそ)によるもので、紫外線(しがいせん)から守(まも)るために作(つく)られます。ただし、ナスニンを作(つく)れないナスもあって、代(か)わりに葉緑素(ようりょくそ)を作(つく)ると緑色(みどりいろ)に、葉緑素(ようりょくそ)も作(つく)れないと白(しろ)くなります。ナスニンを作(つく)れない白(しろ)いナスや緑色(みどりいろ)のナスは皮(かわ)が硬(かた)くなることが多(おお)いです。

  • キャラクター

    ナスの色(いろ)の違(ちが)いにはそんな理由(りゆう)があるのか。ところで、ナスはいつごろから日本(にほん)にあるのかな?

  • キャラクター

    ナスはナス科(か)ナス属(ぞく)に属(ぞく)し、原産地(げんさんち)はインドとされています。中国(ちゅうごく)を経(へ)て1300年(ねん)くらい昔(むかし)の奈良時代(ならじだい)には日本(にほん)に伝(つた)わり、平安時代(へいあんじだい)には全国(ぜんこく)で栽培(さいばい)されるようになりました。煮(に)る、焼(や)く、蒸(む)す、揚(あ)げる、漬(つ)けるなど色々(いろいろ)な方法(ほうほう)で調理(ちょうり)できて重宝(ちょうほう)するからか、各地(かくち)で改良(かいりょう)が行(おこな)われ様々(さまさま)な品種(ひんしゅ)が生(う)まれました。

  • キャラクター

    どんなナスがあるかしら?

  • キャラクター

    現在(げんざい)の日本(にほん)で最(もっと)も多(おお)く出回(でまわ)っているナスは長(なが)さが13~15cmの千両(せんりょう)ナスとも呼(よ)ばれる中(ちゅう)長(なが)ナスで、ハウス栽培(さいばい)の広(ひろ)がりによって常(つね)に日本(にほん)のどこかしらで栽培(さいばい)され、一年(ねん)中(ちゅう)お店(みせ)に並(なら)んでいます。一方(いっぽう)、地域(ちいき)特産(とくさん)のナスには大阪府(おおさかふ)の泉(せん)州水(しゅうみず)ナスや京都府(きょうとふ)の賀茂(かも)ナスなど、数(かぞ)え上(あ)げていたらきりがありません。以上(いじょう)です。

  • キャラクター

    焼(や)きナスもてんぷらもおいしいね。ぬか漬(づ)けも和食(わしょく)には欠(か)かせないよね。伝統(でんとう)に裏打(うらう)ちされた安心(あんしん)の味(あじ)、というところかな。次(つぎ)の報告(ほうこく)は?

  • キャラクター

    続(つづ)いて、ナスの栄養(えいよう)、効能(こうのう)についてあぐりちゃんからの報告(ほうこく)です。

  • キャラクター

    報告(ほうこく)します。ナスの実(み)は低(てい)カロリーでビタミンやミネラルなど体調(たいちょう)を整(ととの)える成分(せいぶん)を含(ふく)み、水分(すいぶん)や食物(しょくもつ)繊維(せんい)が多(おお)く便秘(べんぴ)解消(かいしょう)にも役立(やくだ)ちます。ナスニンやクロロゲン酸(さん)といったポリフェノールも持(も)っています。これらのポリフェノールは悪(わる)さをする活性(かっせい)酸素(さんそ)を抑(おさ)える働(はたら)きがあることから、生活(せいかつ)習慣(しゅうかん)病(びょう)の予防(よぼう)にも期待(きたい)が持(も)てます。白(しろ)いナスや緑色(みどりいろ)のナスもナスニンは無(な)くてもクロロゲン酸(さん)はあるので、ある程度(ていど)の期待(きたい)はできます。

  • キャラクター

    どんなお料理(りょうり)がおすすめかしら?

  • キャラクター

    ナスは肉(にく)や油(あぶら)との相性(あいしょう)が良(よ)く、和洋中(わようちゅう)どんな調味料(ちょうみりょう)でも調理(ちょうり)できるので各人(かくじん)のお好(この)みしだいとしか言(い)えませんね。ちなみに私(わたし)はマヨネーズ焼(や)きが好(す)きです。

  • キャラクター

    えー!麻婆(まーぼー)ナスのほうが良(よ)いよー。

  • キャラクター

    私(わたし)は揚(あ)げ浸(びた)しが良(よ)いと思(おも)うけれど…

  • キャラクター

    ボクならシンプルに焼(や)きナスかな…。いけない!いきなり「ナス料理(りょうり)の主張(しゅちょう)大会(たいかい)」をしてしまった。あぐりちゃん、ごめん。続(つづ)けてください。

  • キャラクター

    みんながそれぞれの好(この)むナス料理(りょうり)があることが最大(さいだい)の魅力(みりょく)でしょう。ただし、食(た)べることができるのは熟(じゅく)した実(み)のみです。実(み)以外(いがい)のところにはソラニンという中毒(ちゅうどく)をおこす成分(せいぶん)があるので絶対(ぜったい)に食(た)べてはいけません。見(み)た目(め)で判断(はんだん)しては命(いのち)の危険(きけん)にもつながるので、専門家(せんもんか)の農家(のうか)さんの育(そだ)てたナスをおいしくいただきましょう。以上(いじょう)です。

補足

  • キャラクター

    ナスを使(つか)ったことわざは色々(いろいろ)あります。「ナスの花(はな)と親(おや)の意見(いけん)は千せんに一(ひと)つも仇(あだ)がない」や「秋(あき)ナスは嫁(よめ)に食(くわすな」などです。「秋(あき)ナスは嫁(よめ)に食(くわすな」の解釈(かいしゃく)として「嫁(よめ)いびり説(せつ)」と「気(き)づかい説(せつ)」がありますが、本来(ほんらい)、ナスの旬(しゅん)は夏(なつ)なので季節(きせつ)はずれのナスを食(た)べて、お嫁(よめ)さんの体(からだ)が冷(ひ)えてはいけないからとする「気(き)づかい説(せつ)」に私(わたし)は賛成(さんせい)したいです。みなさんはどうですか?